梅雨晴れで夏本番を感じられる中、新宿調理師専門学校校長、上神田梅雄先生ご指導のもと日本料理実習の特別講義が行われました。
食材の大切さ・調理の順序・味付けの細やかさ等、大変充実した素晴らしい講義内容でした。
上神田校長先生のお料理の知識ならびに、ご本人の貴重な経験談をお話いただき緊張感の中にも和やかな時間が過ぎました。
上神田先生によるデモンストレーション
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テーマ:夏野菜で日本型食膳を仕立てる ご飯(白ご飯、胡麻塩)・味噌汁・香の物(夏野菜の錦漬け・揚げ物(野菜天ぷら)・焼き物(鶏胸肉の照り焼き)
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上神田先生による学生へのご指導
今回の製菓製パン講座はショコラ生地~ガトーショコラ~、オールインミックス法~テュイル~の2品を作製しました。
ガトーショコラは別立て法で作製のため、学生はシフォンケーキの時のことを思い出しながら作っていました。失敗することなく、美味しく焼き上げることができました。
テュイルは前回のクッキー生地でやらなかったオールインミックス法という作り方で作製しました。アーモンドの香りと食感が楽しめるクッキーで焼き上がりを美味しそうに食べていました。
今回の製菓製パン講座は、パン生地の応用~アップフェルストゥルーデル~を作製しました。アップフェルストゥルーデルはオーストリアのお菓子で、ストゥルーデルは巻くもの、渦巻きという意味です。なのでリンゴの巻き菓子になります。
学生は生地を薄く延ばすのに苦労していました。("薄く"の目安は向こう側が見えるくらい薄くです)
薄く延ばした生地にリンゴやドライフルーツなどを乗せ巻き、表面に溶かしバターを塗り焼き上げています。
今回の製菓製パン講座は日本の菓子パン~メロンパン~を作製しました。
前回、メロンパンの皮の部分の仕込みをしておいたのでパン生地の部分を作って、表面のクッキー生地をかぶせて模様を付けました。
学生はクッキー生地をかぶせるのが意外と難しかったようで、苦戦しながらも楽しそうに作っていました。
焼きたては香りが良く、美味しそうに食べていました。
今回の製菓製パン講座は欧州の菓子パン~ツォップフ~を作製しました。
ツォップフはドイツの三つ編みパンで見た目が三つ編みしたようになっています。
学生もパン作製は3回目なので生地を捏ねるのは慣れてきましたが、パン生地を三つ編みにするのは初めての体験で楽しそうに作製していました。
レーズンやアーモンドも使用しているのでドライフルーツの甘味とアーモンドの食感が程よいアクセントを生み、学生も焼きたてを美味しそうに食べていました。