2022.05.13

第4回中華調理実習から!!

今回の調理実習のテーマは、『炒菜(チャオツァイ)の基本』です。炒菜=漢字の通り炒め物料理です。「炒」は鍋肌に十分油をなじませた中で材料を炒め混ぜる調理法です。中国料理の中で最も基本的な調理法の一つ。

ところで、中華鍋には2つあるのをご存じですか!?  「北京鍋」と「広東鍋」です。

◉ 北京鍋         ◉ 広東鍋

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中華鍋は、持ち手が熱くなりますので乾いたタオルで持つようにしてください。濡れたタオルで持つとより熱が伝わり熱くなりますよ。

中国ではこの鍋ひとつで炒め物から煮物、蒸し物などすべての調理に使われる万能鍋です。

今日の料理は、『青椒牛肉絲』『宮保鶏丁』です。「宮保」というのは役職名で東宮職のこと。「丁宝禎」という人がこの職に就いたため丁宮保と人々から呼ばれていました。この丁宮保がとうがらしを油で焦がし香味を出し、甜(あま)い、辛い、酸っぱいと独特の味付けで作らせた料理だそうです。

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左:宮保鶏丁  右:青椒牛肉絲

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中華鍋は重さがあるので、鍋振りには力がいりますね。中華お玉をうまく使って手早く炒めるのがコツかな?!