2014.06.20

西洋料理実習報告

西洋料理実習の報告です。

遅くなって申し訳ありません。先週は有馬先生の都合で一週間に3回実習を行ったので

3回分まとめて報告させて頂きます。

まず、第9回の献立は

アンティパスト:クロスティーニ ミスティ

プリモピアット:ミートソースのパスタ(パッパルデッレ アラ ボロネーゼ)

ドルチェ:カントゥッチ

です。

クロスティーニ ミスティはカナッペの盛り合わせの事で、薄くスライスしトーストしたパンにレバーペースト等を乗せたものです。

ミートソースのパスタのパスタはパッパルデッラという平たいきし麺のようなパスタを使用しています。

カントゥッチは小型のビスケットの事で中にレーズンや松の実を入れて焼いたビスケットです。

西洋料理9.jpg

写真左上:クロスティーニ ミスティ 写真下:ミートソースのパスタ 写真右上:カントゥッチ

今回のパスタ、パッパルデッラは生地をパスタマシーンで伸ばした生パスタなので

学生達は初めてパスタマシーンを使用して作る生パスタ作りを楽しんでいました。

次に第10回の献立は

プリモピアット:パスティッチョ

セコンドピアット:サルシッチャ

ドルチェ:リコッタチーズのケーキ

です。

パスティッチョはほうれん草を練りこんだ生地をのばして作った平たいパスタの間にベシャメルソースを層にして挟んだ

ラザニアみたいなものです。

サルシッチャはソーセージの事で今回は腸詰めにせず、中身の具を固めて焼いたものになっています。

リコッタチーズのケーキは卵白と卵黄をたてたものに、リコッタチーズを加え、小麦粉やアーモンドの粉を加え

型に入れ焼いたケーキです。

西洋料理10.jpg

写真下:パスティッチョ 写真左上:サルシッチャ 写真右上:リコッタチーズのケーキ

2回連続での生パスタだったので、学生達もパスタマシーンを上手に使いこなしてパスタを伸ばしていました。

次に第11回の献立は

プリモピアット:ジェノバ風バジリコのパスタ(トレネッテ アル ペスト)

セコンドピアット:サーモンの紙包み焼き(サルモーネ アル カルトッチョ)

ドルチェ:ヌガー

です。

ジェノバ風バジリコのパスタはイタリアンのお店に行くと、必ずあるジェノベーゼのソースを絡めたパスタですね。

トレネッテとは平打ちの細長いパスタの事で、ペストはジェノバ地方のソースを表しています。

サーモンの紙包み焼きはカルトッチョが紙包み焼きの意味になっています。

西洋料理11.jpg

写真下:ジェノバ風バジリコのパスタ 写真左上:サーモンの紙包み焼き 写真右上:ヌガー

ジェノベーゼソースは生のバジルをすり鉢でオイルや松の実をすりつぶして作りました。

ジェノベーゼソースは熱が加わるとすぐにくすんだ色になってしまうので、オイルなどは必ず冷やしておかなければ

なりません。学生達もその点は気をつけて作っていたようです。

次回はミラノ風リゾット、ミラノ風カツレツ、ズブリソローナの予定です。